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脳内の清掃時間

ショートスリーパー

ロングスリーパー

必要な睡眠時間は人それぞれ。

どちらがいいということはないです。

どちらであっても睡眠は

脳に溜まった老廃物を流す

とても大切な時間です。

 

睡眠中は成長ホルモンが分泌されます。

別名「若返りホルモン」

大人になってからも分泌されます

一日働いたからだや脳の疲れをとって

新陳代謝を促して

傷ついた細胞の修復を助けてくれます

骨や筋肉を丈夫にしたり

からだの自然治癒力を高めてくれます☆

 

若返りホルモンと呼ばれる所以は

皮膚の修復をしてくれたり

肥満防止にもつながるから!です

(睡眠不足は肥満につながります)

 

体を使うと老廃物がたまるように

脳にも老廃物がたまります。

脳の老廃物は

睡眠時に流されるとされています

 

睡眠中に脳内清掃が行われて

睡眠が深いほど(ノンレム睡眠の深い状態(徐波睡眠)の時の

脳脊髄液と血液などの条件がそろった時)

脳内のいらないものを流しだすシステムが

活発になるようです。

 

睡眠は傷ついた細胞を修復したり

リラックスしたり

記憶を整理したり

それ以外にも

脳内のいらなくなったものを洗い流す

大切な時間なのです☆

 

眠りが深くなると神経細胞が活動を抑え、

神経細胞間の伝達が遮断されると

酸素をそれほど必要としなくなります。

ということは脳への血流量が減ります。

すると脳内の圧力は低下します。

脳内は安全なレベルを保たないといけないので

血流量が減ると隙間に脳脊髄液が大量に流れ込みます

 

そしてその時脳脊髄液の大きな波が

脳内を循環して脳内の代謝産物(いらないもの)を洗い流すようです

(アルツハイマーの原因の一つであるベータアミロイドというたんぱく質など。これは神経細胞を死滅させる老廃物。通常は睡眠時に洗い流される)

 

脳の老廃物は寝ている間にしか流せないようで

睡眠不足は大きな問題です。