脱水は頻繁に起っています。冷房病、熱中症

人間のからだの大部分は水分でできていて

小児は80%

成人は60%

高齢者は50%

と言われていて

年齢を重ねるにつれて水分量は減っていきます

カラダに含まれる水分のことを体液と言い

水分と電解質で成り立っています

電解質は体液に溶けて

電気を帯びているミネラルや微量元素

プラスの電気を帯びた陽イオン

マイナスは陰イオンに分けられています

電解質はからだの隅々に分布して

神経、骨、筋肉、臓器の機能を正しく保っています

 

体液には血液、リンパ、消化液、組織液などがあります

(↑参考:STOP熱中症サイト)

 

普段私たちが生活しているだけでも

尿や便、汗、皮膚、呼吸などで

水分は失われていきます

 

気温が上昇したり

運動などで失われる水分の方が増えると

脱水を起こします

脱水は水分と電解質が失われた状態で

汗をかいて水だけ摂取しても

電解質不足で

脱水が解消されないこともあります

 

経口補水液など

利用されるのが良いようです

市販のものや簡単に自作もできます

水と食塩と砂糖とレモンをいれるとできます☆

 

しっかり栄養を摂っていても

体液が不足していると

栄養素が十分機能しないようですので

水分補給も十分気にかけておいてくださいね(^^♪

 

~冷房病~

暑い時期に冷房は必ず必要です。

しかし冷房による体の冷え過ぎや

室内外の温度差によって体調不良を起こすことがあります

 

体の冷えやむくみ

だるさ、疲労感

頭痛、めまい

肩凝り、腰痛・・・

様々ありますが体の不調は冷房病かもしれません

自律神経失調症の一つらしいです。

冷房の温度はできれば外の気温に対して

5度以内が望ましいとされていますが

異常気象と言われることが多い今では

ちょっと難しいかもしれませんね・・・

25~28度くらいにされるとよいのではないでしょうか

 

女性は特に夏でも冷えに悩まされがちなのですが

筋肉量が少ないと基礎代謝が低くなって

体温を上げにくくなったり

血管の収縮、拡張機能が低下して

手足が冷えたり、

皮下脂肪が多いと冷えた体温が戻りにくかったり

更に年齢が上がってくると

感覚に鈍感になって不調に気づきにくくなったりします

 

冷房は上手に使いましょう~

 

 

~熱中症は室内でも起こります~

熱中症は強い日差しの日に

外出、作業、運動をするときだけではなく

室内でも起こります

熱中症になると

めまい

手足がつる

筋肉の痛み、痙攣

倦怠感

吐き気、嘔吐

頭痛

言動が不自然になる

ふらつき

ひどくなると意識障害などもみられるようです

特に気を付けたほうがいい時とは

気温が高い日はもちろんなのですが

湿度が高い

日差しが強い

照り返しが強い日、場所

気温が急上昇する日

熱帯夜

などです

熱中症が予想されるときには

・のどが渇いていなくても水分補給。適度な塩分も必要です

・室内の環境を整える

高温多湿になりすぎないように、日差しを遮る、風通しを良くするなど

・暑い時は無理せずエアコン、扇風機を使用する

・涼しい服装

麻や綿な通気性の良い素材を選ぶ。下着は吸水性、速乾性に優れたものを選ぶ。冷却シートや氷枕なども有効です

 

肥満傾向にある方は熱中症の危険が高まるそうです。

皮下脂肪が体の熱を逃がしにくくしているからだそうです

ご高齢の方、お子様、体調不良の方、体力に自信がない方もご注意くださいね

普段から強い体作りをしておくことも予防につながります!