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元気が出ないとき笑顔が大事

 

 イライラしてしまう

落ち込む

悩む

いつもなら聞き流せることが気になってしまう

不安

やる気が出ない

 

脳の血流が不足していると感情が不安定になることがあります

 

脳が活動を維持するためには

多量の血液と酸素が必要で

脳は血液中の酸素やブドウ糖を

絶えず大量に消費しています

血流が悪くなると

脳の働きはすぐにでも活動量が低下します

 

心の状態のバランスを取ってくれているものに

脳内神経伝達物質というのがあり

(セロトニンとかドーパミンとかノルアドレナリンとか「脳内ホルモン」と言われていて

脳内で働いて脳細胞を刺激し、神経を通じて心身に作用します)

 

幸せを感じたり

やる気を起こしたり

精神を安定させたりなどの働きがあるのですが

血が不足している状態だと

脳内ホルモンのバランスが崩れて

心が不安定になりやすくなります

 

これだとどれだけ頑張っても

体や心を前向きにさせることはできません・・・

 

わけもなく心が不安になってしまうと感じてしまうときは

無理やり気持ちを切り替えようとか

こんなふうに思ってしまう自分は良くないとか

自分を責めるのではなく

体の調子を整えることから

始めてみるのもいいかもしれません。

 

笑顔を作ることで

楽しい、幸せだという感情が起こることや

そのほかにも

人が集中力を出すことが出来る「やる気スイッチ」は

からだを動かすことで発動することなど

体を動かすことが先で

感情は後からついてくるという考え方があります。

 

気合ではどうしようもない時は

まずは体を整えましょう(#^.^#)

 

 

 

~作り笑いで元気になる~

顔面フィードバック

と言われる

顔の表情筋の活動パターンが脳にフィードバックされて

感情を起こさせるというもの。

100年以上も前から仮説が立てられていて

近年様々な検証が行われて証明されてきたようです

 

通常だと楽しいことうれしいことがあって

感情が起こった後に笑顔を作る

という生理的な変化が怒るのですが

人間は不思議なもので

笑顔を作ることで

楽しいという感情が喚起される

というパターンがあるそうです

 

作り笑いであっても

ドーパミン系の神経活動が活発化することで

物事のとらえ方がポジティブなものに変わるようです。

 

感情が乱れているときになかなか笑顔を作るのは難しく

冷静に慣れないことの方が多いですが

悲しい時、辛い時、悔しい時

とりあえず笑顔を作ってみる。

お先真っ暗な状態からもしかしたら抜け出せるかもしれません

 

~もらい笑い~

脳はミラーニューロンという神経細胞があり

他者の行動を自分が行動しているかのように思って

鏡のように同じ活動をする

という働きがあるそうです

これは笑顔だけでなく

怖い顔や悲しい顔なども感じ取ります

人間が集団行動をとるときに

必要な能力だといわれています

 

協調行動をとったり

他者の気持を察したり

危険を回避するために発達したのではないか

という説が有力なようです